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クラミジアはHIVの感染率を上げる原因となってしまう怖い病気!

頭を抱える男性

クラミジア感染症という病気があります。これはクラミジアトラコマティスという細菌が原因で起こる性感染症です。性感染症の中では一番罹患率が高い病状です。特に若い世代の女性に好発します。クラミジアトラコマティスは自力では繁殖できない細菌で、ヒトの体の中などで繁殖する傾向にあります。そのため飛沫感染や空気感染という経路は全くなく、性的感染が第一感染経路です。

症状としては、男性は排尿痛を中心とした尿道炎にかかることがあります。潜伏期を経ても無症状である場合が多いのが特徴で、何らかの症状が出始めたころには進行していることもあります。女性の場合は、ニオいが強いおりものが出る場合や、下腹部痛などが中心となります。子宮頸管炎が初期の症状ですが、子宮頚管は神経が通っていないので痛みやかゆみを感じにくい場所です。不正出血を伴う下腹部痛を認めた時点でかなりの悪化が認められる場合があります。この通り、男女とも感染しても無症状ということが多く知らずのうちに他人に感染させている可能性もある病気です。

感染率をみると、クラミジアは5人に1人が罹患しているほど高いといわれています。20代~30代後半の男女に好発する症状ですので、注意しなければいけません。また、クラミジアは、HIVの感染率を上げる原因にもなるとされています。

性交渉のカジュアル化によっておこる病気の入り口がクラミジアやカンジダ症です。セックスパートナーが定期的に変わる人や、セックスフレンドが複数いるという場合、性感染症にかかりやすいリスクを負っています。病気にかかっても性関係を改めない人や、定期的に検査をしないことは積極的に治療を受けないというように、自分の体の管理を怠る人はHIVの感染リスクを背負っています。奔放にセックスをする人はもちろん、経口避妊薬を飲んでいるから避妊は二の次と考えている人も同様に、クラミジアだけではなくHIV感染の可能性を高めてしまっていることを認識しましょう。

まとめると、クラミジアがHIVを呼ぶのではありません。リスクが高いセックスをしている人はクラミジアを持っている可能性があり、セックスに対する考え方を改めない限り、HIVにかかる可能性も高いという流れを覚えておきましょう。これは自分の体を守るだけではなく、相手に病気を移さないための配慮にもつながります。難しいことではなく、見方を変えるだけでHIVの予防にもつながります。

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