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男性よりも女性のほうが感染するリスクの高い性病もあるので気をつけよう

性感染症は、男女ともに発症のリスクを持っています。その中でも女性の罹患率が高いことをご存じでしょうか。その理由は性器の構造にあるとされています。女性の陰部は粘膜に覆われていますので、適度な体温と湿度が保たれています。そのため、カビやウイルスが繁殖するのに好適な場所とされているのです。

こういったリスクがあるため、女性の体には自浄作用が備わっています。女性の陰部は細菌やウイルス、真菌類が死滅する酸性に保たれています。健康体であれば、性感染症にかかるリスクは少ないのですが、男性の精液はアルカリ性ですので、性行為の際には酸性に保たれた陰部が中和され性感染症にかかりやすい環境に一時的に変わってしまいます。特に男性側が保菌者である場合、コンドームを用いない性行為によって感染しやすくなるというリスクも潜んでいます。

女性が感染するリスクが高い性病は、トリコモナス膣炎や性器ヘルペスなどが挙げられます。特に性器ヘルペスのウイルスは粘膜から侵入しやすいので、高い確率で感染する可能性があります。また、カンジダに関しては真菌が育ちやすい環境そのものですので、体調不良などのタイミングで免疫力が落ちていれば高い確率で感染します。

また、男女間の性行為で感染のリスクが高いのがHIVです。男性側避妊を行わなければ、直接体内にウイルスが入り込んでしまう状況ですので、キャリアになることは免れません。女性から男性へ移りにくいウイルスで、男性は口唇での慰撫を避け、女性側の体液が体内に取り込まれない限り、感染の可能性は低いと考えられます。

性病を予防するには自浄作用を正常な状態に保つため、健康を守ることが大切です。また、陰部は常に清潔な状態にしましょう。生理用品の交換は2時間に1度の割合でこまめに行うことが大切です。妊娠を望まない性行為の時は必ずコンドームを使ってもらうことも大切です。ピルを飲んでいるから妊娠のリスクはないと考える人もいますが、性病のリスクは免れることはありません。むしろ感染リスクが倍増すると考えられます。

もし、万一性病にかかってしまった場合は早めに検査を受け、適切な治療を受けましょう。菌やウイルスが見つからない状態になるまで根気よく治療を続けることが大切です。もちろんパートナーがいる場合は、同時治療を行うことがセオリーです。女性の病気が治っても男性が保菌者の状態であれば、悪循環のピンポンリレーが続きます。

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